「ノーサイド」という言葉を知っていますか?
ラグビーというスポーツにおいて、試合終了のことを「ノーサイド」と言います。野球やテニスでは「ゲームセット」、サッカーは「タイムアップ」と言ったりしますが、ラグビーでは「ノーサイド」。
元々、ラグビーを愛する人達は、チームが違ってもみんな仲間なのですが、たまたま試合をするときにだけ、両サイドに分かれて激しくぶつかり合う。それでも、試合が終われば「ノーサイド」。元の仲間同士に戻って、互いの健闘を讃えあう、このようなラグビー独自の精神を表現する言葉として長い間使われてきました。「馴れ合いの仲間たち」でも「ギルド的な閉鎖的な関係」でもありません。両サイドに分かれて死力を尽くして戦ったからこそ心から相手を尊敬できる、そんな状態が「ノーサイド」なのです。

私はこの言葉を自分の事務所の名称に掲げました。
弁護士はまず何よりも依頼者の方々のために仕事をしなければなりません。ひとたび紛争が生じれば、依頼者の利益の最大化のため、必死に考え、調査し、コミュニケーションを取り、書面を作り、交渉をして、主張をします。すべては依頼者の利益のため、徹底的に戦います。
しかし、最大の目的は「勝ち負け」や「相手を倒すこと」だけではありません。「依頼者の利益の最大化」のために重要なのは、目の前の問題が解決し、晴れやかな気持ちを取り戻すことであったり、元の良い関係に戻ることだったりするかもしれません。単純に裁判で勝ち負けを競うより、余程難しい問題が存在することもあります。それでも、依頼者の皆様の「ノーサイド」に向かって、真の問題解決を目指し、日々努力してゆきたい。そんな気持ちを込めました。

ノーサイド法律事務所は依頼者のお話を特に時間をかけて伺います。ビジネスをされている方であれば、どのようなお客様がいて、どのような商品を扱っているのか。どんなビジネスモデルなのか。社員はどのくらいいて、会社はどこにあるのか。個人のお客様であれば、ご家族にはどのような方がいて、どこに住んでおられるのか、仕事は何をされているのか。そして、今、どんなことに困っているのか。
このような事を伺う目的は、本質的な問題解決をサポートすべく、直面している問題だけでなく、依頼者を取り巻く環境を理解したいからです。「法律ではこうなっています」という型どおりのアドバイスだけではなく、「法律はこうなっていますが、問題を解決するには、こうしてみてはいかがでしょうか」というご提案をしたいと思っています。

「こんなこと弁護士に聞いて良い内容なのだろうか?」と迷われる方も多くいらっしゃいます。遠慮せず、全部聞いてください。そのために、弁護士は存在しています。まずは電話でも、E-mailでも、もちろん直接でも構いません。
それぞれのノーサイドを目指し依頼者と一緒に戦う、そんな弁護士が皆様のそばにいます。